| うちのオンボロラヂオからクリムゾンキングの宮殿が流れてきたときはブッ飛んだ。メロトロンという楽器のすごさを世に知らしめたアルバム。 まさにアヴァンギャルド、今聴いてもすごいのひとこと。最近こういうわけのわからないとんでもない奴が現われないのがさびしい。 |
| パープルを脱退したリッチーがパープルの前座をしていたエルフというバンドと作ったレインボーのデヴューアルバムからロニーを残して全員クビにして、新たにミュージシャンを入れて作ったアルバム。今は亡きコージー・パウエルのドラムがカッコいい。このころが、レインボーおよびリッチーの絶頂期だったのかもしれない。 |
| クイーンのデヴューアルバム。余り評価されていないようだが、私はクイーンのアルバムの中では一番すきだ。ブライアン・メイの変幻自在のギターが気持ちよい。プログレッシヴ・ハード・ロックといった感じである。 |
| ツェペリンの代表作といっていいアルバムで、一番の聴き所はやはりStairway to Heavenであろう。曲の構成、サウンド、ギターソロどれをとっても素晴らしくツェペリンの代表曲といってもいいであろう。 |
| 80年代の良質のハードロック・アルバムである。ゲイリー・ムーアのこれでもかと言わんばかりの粘りつく様な暑苦しいギターに暑苦しいヴォーカルが最高。 |
| ブリティッシュ・ブルース・ロック・アルバム。ポール・ロジャースのヴォーカルがよい。シンプルなリズムセクションとこれまたシンプルなギターが、ポール・ロジャースのヴォーカルを際立たせている。 |
| 良質なハード・ロック アルバム。今では誰も驚かないだろうが、初めてHighway Starのギター・ソロを聞いたとき、信じられないくらいカッコイイと思った。 |
| それまでのアートロック、サイケデリックロックから本格的ハードロックに転向したアルバム。確かに録音は古いし、音もあまり良くはない。しかし、これはまぎれもないロックのエネルギーに満ち溢れたアルバムである。最近のクリックに合わせた音楽ではなく、生身の肉体のグルーヴがある。 |
| ハモンドの荘厳な響きとそれを支える重く多彩なドラムで始まる、プログレ様式美を極めたアルバム。 エディ・ジョブソンの正確無比で無機的なキーボードとそれとは対照的な叙情的エレクトリック・ヴァイオリンの響き、テリー・ボジオの変則的で多彩なドラム、ジョン・ウェットンのベースとヴォーカル。 キース・エマーソンと違いエディ・ジョブソンの弾くキーボードからはジャズやブルースの影響は感じられない。 |
| クラシックとケルトを基礎とした音楽性、清らかで幻想的なメロディ、サウンド、歌声。ヒーリング・ミュージックの代表作といえるだろう。 |
| Police のStingのソロアルバム。Policeよりジャジーで洗練された感じに仕上がっている。 ポップな面も覗かせる良作。 |
| 押尾コータローの元祖のような人。今は亡きマイケル・ヘッジスのアルバム。全編ほぼアコースティックギター一本のインストアルバム。アコースティックギターの可能性を極限まで極めたような、水晶のように透き通った輝きを放つ、珠玉のアルバム。 |
| 欧米では人気があるのに日本では人気がないバンドの一つがこのラッシュだろう。 このアルバムからその要因を考えてみると、凡庸なメロディー、曲調にバラエティーが不足しているため 一聴しただけでは曲の区別がつかず、全部同じように聞こえてしまう。 また一曲の中でも変化に乏しくシンセや変拍子を使ってプログレ風にしているが、ELPやYesほどの構成力、演奏力はなくソロも陳腐、といったところだろうか。 |
| キーボード、ドラム、ベース&ヴォーカルといった編成の三人組ロックバンド。 編成からELPのような音楽が連想されるが、至ってストレートなロック。 キーボードも主にハモンドが使用され、そこにピアノが少し加わる程度。 ヴォーカル主体の楽曲で、ソロもあるが、クラシックやジャズの技法を使った、超絶技巧が展開されるわけでもなく、オーソドックスなロックオルガンである。 |
| ほぼ全編インストナンバー(一曲ヴォーカルナンバー)のフュージョンアルバム。 ジョー・サンプルの奏でる哀愁を帯びたピアノが秀逸で、アレンジも心地よく、一流のミュージシャンの演奏であるが、テクニックをひけらかすことなく、アンサンブル重視で、聴きやすいアルバムに仕上がっている。 |